2017年2月20日月曜日

ヴィヴィオ バルブすり合わせ

ちょっと走行距離が伸びて、パワーが落ちてきたような車はバルブの擦り合わせをするのが有効ですよ。

バルブのフェースにバルブコンパウンドを塗ります。



バルブコンパウンドは荒目・細目がありますので状態によって使い分けます


塗ったら、タコ棒に取り付けます


ちょっと、ピンボケで見にくいですね(^_^;)

ステムにオイルを塗るのを忘れないでください。


こんな感じで、バルブを回しながら叩きつけていきます。


youtubeでバルブを叩きつけるのと回すのを別々にやっている動画を見たことがあります。
どういった感じかというとタコ棒につけたバルブをシートにパンパンと叩きつけて
次はシートに当てたままクルクルスリスリと回していました。
それは私としては?といったとこです。
 パンパンと当てることの意味が分からない(^_^;)
実際にパンパンと当てただけの状態のバルブフェースとシートをコンパウンドを洗浄して確認してみると

の変化も起きていません。
そりゃそうでしょう。
ボディのキズ取りをするとき、布にコンパウンドを付けてパンパンとやるだけでは、傷は落ちないでしょう。
つまり、これでは叩きつけることに意味はなく、回している時だけ摺合わさっていることになります。

これじゃ、ダメ>゜))))彡。

”叩きつけながら、回す”

なぜなら、バルブはスプリングが取り付けられて、面圧が掛かった状態で全閉になるからです。
実際にスプリングを取り付けてない状態で、灯油を燃焼室に満たしても漏れていきます。
バルブの摺合せは、全閉状態での当たりを取る為にするのです。
しかし、スプリングを掛けた状態ではバルブは回せませんので、疑似的にその状態を作り出すために、叩きつける訳です。
叩きつけるのと、回すのを別の動作にしたら、全閉状態の当たりが取れません。



ある程度、摺合せたらフェースに光明丹を塗って、あたりを確認します。


フェース側に塗ってバルブを、”パチン”と取り付けます

光明丹が均一にシートに付いていれば、出来上がりです。
このフェースとシートの当たり幅には基準値がありますので確認しておきます。
ヴィヴィオRX-Rの場合はここ当たり幅は1.1mmとなっています。

排気バルブの熱は、この当たり面から、ヘッド本体に移っていきます。
ここの数値が小さいと熱がヘッドへ移っていきません。
はいっ、バルブ溶損です<+ ))><<

じゃ、大きければばいいか?

そうすると、面圧が下がり、カーボンデポジットを噛みきれません。
そうすると、バルブフェースとリングが密着せず熱がヘッドへ移っていきません。
またまた、溶損です<+ ))><<


私の推測ですが、ヴィヴィオに頻発する排気バルブの欠損と、このバルブシートの当たりが、関係していると思われます。

排気バルブが欠損した時に、ここの数値がとてもデカかったし、カーボンデポジットも、かなり付着していました。
確かにノックセンサーもおかしかったのですが、
これも、要因の一つだと思います。

ヴィヴィオRX-Rの排気バルブ欠損は、みんカラでもよく報告されていますが、皆さんのお車は、どれくらいの走行距離でおきているのでしょうか?

私のヴィヴィオは、120,000km越えでした。

スバルの品質が悪くて、排気バルブ欠損が起きるとおっしゃる方もみえますが、私はそうは思いません。
2バルブの普通のヴィヴィオが、この距離でバルブ欠損が起きていたら粗悪品と言われても仕方ないと思います。

しかし、RX-Rくらいパワーを出している車が、100,000km越えでバルブ欠損しても、許容範囲だと思います。
その後、バルブは対策品が出ていますが、トラブルが起きて部品が対策品に置き換わるのはどこのメーカーでもあることです。

RX-Rの性能は、スタンダードのヴィヴィオが持っている耐久性・整備性・経済性・軽快さ等と、引き換えに得ていると思ってます。

話が逸れました。摺合せにもどりましょう。
こんな感じで16本やっていきます。


16本もやるのは面倒くさいという方には裏技を紹介します。

ドリルで裏から咥えこんで擦り合わせます


バルブガイトに負担を掛けないように、ドリルをしっかりと保持します。
スイッチは全開にするのではなく、チョンチョンと入れます。


作業が終わったらよく洗浄してバルブコンパウンドを落としておきます

0 件のコメント:

コメントを投稿