2017年2月28日火曜日

ソアラのターボって・・・・


80年代のトヨタのエンジンで、位置づけのよく分からないエンジンがあります。


M-TEU
左のヤツね

2000c 6気筒 OHC ターボ

初代のソアラに1981年7月に追加されたのが最初です

その後に、マークⅡ・チェイサー・クレスタ・クラウン・セリカXXとトヨタの6気筒モデル全車種に搭載されました。

当時は”TURBO”が大流行!!

当時のトヨタのライバル日産は1979年10月にセドリック・グロリアにL20ETの搭載したのを皮切りに
スカイライン・ローレル・ブルーバード(Z18ET)等、どんどん搭載車種を拡大させせて

”TURBOの日産”

のイメージを確立します。
それに対向してM-TEUを出したのだと思いますが
なぜ、M型をベースにしたのでしょうか?
トヨタは1980年4月に初代クレスタと共にM型に変る新世代の2000cc専用の直列6気筒エンジン1G-EUを
デビューさせています
もちろんソアラの2000ccモデルはこれを積んどる訳です。
なぜ、ターボエンジンを作るにあたって、わざわざM型をひっぱりだしてきて作ったのでしょう?
当時は、1Gは2000cc専用設計で強度に余裕がないのでM型にしたと聞いたこともります。
もしくは、トヨタ初の市販ターボですので、長く使ってきて信頼性の高いM型した。
更に、このM-TEUはMTの設定はなくATしかありませんでした。
当時は”ターボラグあるのではATとの方が相性がいい”がいいとか言われていたよう気がします。

このM-TEUデビューの13ヶ月後の1982年8月に
1Gに4バルブヘッド載せた1G-Gがデビューします。
れで、先にデビューしていた5M-Gエンジンと旧世代の2T-GEU・18R-GEUと合わせて、日産のターボ・イメージに対して”ツインカム王国”のイメージを創ります。
そうすると、ますますM-TEUの位置づけが、曖昧になってきます。

GX71マークⅡを例にだすと

最上級グレードの”グランデ”には

1G-Gを積んだ”ツインカム24”

M-TEUを積んだ”ターボ”

1G-EUを積んだ、ただの”グランデ”

とありました。

この3つの中では”ツインカム24”が一番装備水準が高かったのです。
トヨタ得意の微妙だけど決定的な差をうまくつけていました。

でも、たぶんエンジンのコストはMーTEUの方が掛かってますよ。
トヨタは、この頃には直打式のDOHCエンジンの自動組立ラインを確立していましたので、1G-Gはそれほどの手の掛かるエンジンではなかったと思われます。
それに対して、M型にターボチャージと水冷式インタークーラーを付けたM-TEUの方が、遥かに高そうです。

このM-TEUは、トヨタの”ツインカム王国”というマーケティングで、1GーGの影に隠れていましたが、結構な実力の持ち主で、AT同士なら1G-Gよりよく走ったと聞きました。
そして、1G-Gにターボチャージャーを2個くっ付けた1G-GTのデビューとともにカタログ落ちしました

よく位置づけの分からないエンジンでした

0 件のコメント:

コメントを投稿